ヤクルト青木宣親外野手(37)が22日、現役引退を表明したマリナーズ・イチロー外野手(45)について「50歳までやりたいという希望があったので、すごくびっくりした」と話した。

少しの時間だったが会見の様子もテレビで見ており「時間が遅かったので断片的ですが、イチローさんの言葉はすっと入ってくる。どの言葉も身に染みます」と明かした。

06年でのWBCで初対面した際の思い出について「まわりがピリッとするような雰囲気を持っていた。何も言わないでも、雰囲気でついていっちゃう感じがある」と振り返った。

イチローの金言は、今も生きている。

メジャーに挑戦して3年目のロイヤルズ時代、不振に苦しんでいた際に相談し「考えてもダメなら、もう1回考えたら。打てるまで考えればいい」とアドバイスを受けた。今でもその言葉を大切にしており「あと1歩のところで、諦めそうになっていた。トライしていこうという思いになった」と感謝。チームが苦しい時に1本打つ、諦めない姿勢について「そういうところで打てる選手が本当のスタープレーヤー。まさしくイチローさん」と話した。