オリックスの開幕投手が元サヤに収まった。山岡泰輔投手(23)が“白紙”の危機に立たされていた開幕投手を予定通り、務めることが24日、決まった。

山岡は初の開幕投手を務めることが決まっていたが、22日の阪神戦でベースカバーの遅れや悪送球など緩慢なプレーが出たことに、西村監督が激怒。6回1失点と結果は出していたが「開幕投手、もう1回考えます。他の選手に示しがつかない」と見直すことを示唆していた。

この日の練習前に西村監督と山岡は面談で話し合った。その結果、指揮官は「任せます」と山岡に託すことを明言した。3年目右腕も「昨年と立場が違うことをあらためて感じた。副キャプテンなのでなおさら、絶対にやっちゃいけないことをあらためて知ることができた」と猛省。気持ちも新たに大役に挑むこと決意だ。