ロッテ福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)が恩師の死を悼んだ。

横浜ベイスターズの初代監督で、ロッテでも97、98年に指揮を執った近藤昭仁氏が27日、亡くなった。福浦は同監督に目をかけられ、97年に1軍初昇格。「近藤さんが監督じゃなかったら今の僕はなかった」と感謝は尽きない。

この日、ロッテ浦和球場で訃報に対し「本当に残念。それしかない。初めて1軍に上げてくれた監督だし、背番号を9に変えてくれた監督。18連敗とか、苦い思い出もありましたけど、やっぱり寂しいですね。僕はまだ若かったですし、かわいがってもらったって言ったらおかしいけど(試合で)使ってもらってありがたかった。18連敗だって、誰もしたいと思ってやってるわけじゃない。勝てなかった悔しさは今も忘れないし、本当、申し訳ないなという気持ちが大きいです」と、沈痛な面持ちを浮かべた。