ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18)がプロ初安打を放った。

7回2死で迎えた第4打席。追い込まれてからの3球目の123キロを三遊間深くへ打ち返した。

50メートル5秒7の快足を飛ばし悠々セーフ。18歳のプロ初安打に球場が湧いた。「抜けてくれというかヒットになればいいと思って走った。きれいなヒットじゃなかったけど、これからああいうヒットが生きてくると思う」。大阪から応援に駆けつけた両親へ最高のプレゼントとなった。

球団高卒新人では65年山崎裕之以来54年ぶりの開幕スタメン。12球団で見ても昨季、米・大リーグで新人王を獲得した大谷翔平(日本ハム)が13年に出場して以来の14人目の快挙だった。