ソフトバンク甲斐拓也捕手が「甲斐キャノン」を2発も発動させた。2点リードの5回、2死一塁から源田が二盗を仕掛けてきたが、二塁ベースへ低く送球しアウト。続く6回も1死一塁から外崎が二盗を試みたが、ストライク送球で刺した。

昨季両リーグトップ132盗塁を記録した西武の源田(昨季34盗塁)、外崎(同25盗塁)を開幕2戦目で走らせなかったことは大きい。工藤監督は「しっかり止められるのが彼の持ち味。2つとも完璧なスタートを切られたが、スローイングの速さと正確さが非常によかった」とベタ褒めした。

甲斐は「しっかり自分の持っているものを出せるようにしていくだけ。投手の協力があってできること。投手も本当に頑張ってくれている」と、共同作業を強調した。バットでも8打席目でようやく三塁内野安打を放ち、レギュラー陣最後に今季初安打を放った。