ソフトバンク上林誠知外野手が7回に1号ソロを放った。「これまで安打3本すべて変化球だったので、直球を本塁打にできてよかった。詰まったので、入ってくれと思った」と右翼ポール際のテラスゾーンへ運んだ。

3月24日広島とのオープン戦で背中の張りを訴え、途中交代。打撃不振もあり開幕戦出場が危ぶまれていた。「その時に(中村)晃さんから連絡がきて、普通にプレーするのはすごいことだと。ありがたかった」。自律神経失調症を公表し治療に専念している先輩の思いを胸に、開幕3連戦では打率4割4分4厘、1本塁打、2打点と数字を残した。