西武が5年ぶり、球団史上5度目となる12球団唯一の開幕3連敗を喫した。5回に中村の1号ソロで先制したが、2発に沈んだ。3連戦で4被弾。開幕カードからパ・リーグの覇権をかけた宿敵ソフトバンクとの対決は、大きく差をつけられた。辻発彦監督は「(3失点目の)上林の本塁打はバッテリーとして大いに反省しないといけない。3点目が痛すぎた」と嘆いた。

金子侑と木村が今季初安打を放ったが、反比例するように中軸が沈黙した。2戦連発中だった山川も封じられ、2~7番で24打席わずか1安打。1年前は開幕8連勝スタートだったが、今季は借金3で4月2日にロッテとの本拠地開幕を迎える。辻監督は「明後日から開幕という気持ちで頑張りますよ」とリセットして臨む。