巨人長嶋茂雄終身名誉監督(83)が2日、巨人-阪神1回戦が行われる東京ドームに来場し、ネット裏のバルコニー席から手を振った。

試合開始の5分前、ベージュのジャケットに茶色のネクタイをしたミスターの姿が、バックスクリーンに映し出されると、東京ドームのファンからも大歓声がわき起こった。

次女の三奈さんらに付き添われ、左手で手を振ると、一塁側ベンチ前に出た原監督や選手たちも手を振ってあいさつした。

試合は渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(92)と並んで座り、観戦した。

長嶋氏が公の場に姿を見せたのは、昨年6月8日西武戦(東京ドーム)以来10カ月ぶり。