リーグ戦通算100安打まで残り3本で迎えた慶大・柳町達三塁手(4年=慶大)は、2安打を重ね、通算99安打とした。

4回に右中間二塁打、5回に中前打を放ち、王手をかける。だが、7回は二ゴロ。8回も二ゴロ(併殺)。いずれも、高めの球を引っかけてしまった。

広角打法が持ち味のバットマンには珍しく、力んだゴロが続いた。大台まで残り1本で終え「(最後の2打席は)一番、緊張しました。こんなに緊張するんだと。初めてです。ビックリしました。急に歓声も大きくなって。結構、力が入りました。こんなになるんだと。内心、バクバクでした」と、苦笑いで振り返った。

次週は試合がない。次は5月18日の明大1回戦だ。自身の記録については「それ(記録)よりも、明大戦にいかに勝つのかが、先にくる。気にせず進めます」と話した。リーグ屈指の好投手である森下との対戦が予想される。「去年より、球も速くなっている。直球が強い。その直球を、いかに捉えきれるかが勝負だと思います」と意気込んだ。