はい上がれ。広島新井貴浩監督(47)が16日、マツダスタジアムでの先発練習を視察。若手野手のアピール合戦に期待した。ここまでチームは34試合で勝率5割、首位巨人に2ゲーム差の3位に付けている。リーグ3位のチーム防御率2・41を記録する一方で、外国人2選手が開幕早々に離脱した攻撃陣はリーグ最少の89得点。苦しい戦いが続く状況も、指揮官は“想定内”とみている。
「野手(の育成)というのは時間がかかる。数カ月後に(今年のチームの)輪郭が出てきてくれれば。シーズンを通してのプランは予定通りに来ているかな」。
今後も若手を積極的に先発起用していく方針だ。ただ、経験の浅い選手は成功体験よりも、まだ失敗の方が多い。指揮官は若手に失敗を恐れぬ姿勢を求める。
「すべて監督の責任なんだから、思い切ってやってくれたらいい。私も(若手のときは)数々の失敗をしてきた。信じられないようなミスも、たくさんしました。トライアンドエラーの繰り返し。最終的には自分でつかんでいかない」
失敗から学び、成功体験を増やしていくことで成長は促進される。今後も苦しい戦いを覚悟しながら、新井監督は若手の背中を押していく。



