ソフトバンクの助っ人左腕ミランダ投手が、7回5安打2失点の粘投で2勝目を手にした。左膝痛のため登録抹消されてから復帰2試合目の登板でしっかり白星を挙げた。

「今日は初回から直球も変化球もよかった。ストライクゾーンでしっかり勝負することができた」。3回まで無安打投球。5回、伏見に2ランを許したが140キロ中盤の直球とフォーク、チェンジアップを駆使しオリックス打線を抑え込んだ。

打線もミランダの投球を後押しした。3回以降は7回まで毎回得点。ゲーム中盤の踏ん張りどころも点を積み重ね、ミランダも安心してマウンドに立てた。112球。最終7回はきっちり3人で片付けた。「打線の援護もよかったし、野手に感謝している。これから(状態は)もっともっと上がってくると思う」。周東とともに上がったヒーローのお立ち台では工藤監督の誕生日を祝って「ハッピーバースデー」を熱唱? 3月30日以来の白星に笑顔がはじけた。