日本ハム吉田輝星投手が、プロ入り最速を更新した。

8日のイースタン・リーグ、ロッテ戦に先発。令和最初の登板で、自慢の直球が一段上がった。1点リードの2回無死一塁。菅野を2球で追い込むと、力んだボール球は149キロを計測した。大台まで「あと1キロでしたね」と苦笑いも「直球で、しっかり抑えられている自覚がありますし、自信になっている」と手応えを強くした。

プロ入り最長の4回0/3で、4安打無失点。毎回走者を背負うも、粘りの投球で2試合連続得点を許さなかった。昨夏の甲子園決勝の相手、藤原との2度目の対決は第1打席で左前打を許すも、第2打席は空振り三振を奪った。「1軍ではスライダーだったり、総合力的にもっと上げていかないといけない」。次回登板は、疲労回復を優先し、調整が順調なら17日の同リーグDeNA戦(横須賀)となる。