東洋大の3番打者山田知輝外野手(4年=桐生第一)が2打席連続の本塁打を放った。

6回に右翼へ、8回には豪快にバックスクリーンにたたき込んだ。「1本目は変化球、2本目は真っすぐ。絞り球がよかった」と振り返った。9日の1回戦でも8回に2ランを放っており、これで2試合連続の3本。今季通算5号となった。

昨秋は14打数無安打。それが今季は途中、右ひざの故障もありながら、大爆発している。「昨秋はタイミングがとれなかった。試行錯誤して今は、すり足から足を上げるようになって」と好調の理由を説明した。

主砲の2打席連続本塁打でダメを押し、チームは優勝に向け、前進する。「チームを助けられたのは大きい。自信になります」。

連続試合本塁打のリーグ記録は青学大・井口忠仁(現ロッテ監督)らの4試合。シーズン最多も井口で8本となっている。