9回2死、巨人坂本勇人内野手が阪神ドリスの初球、内角高めの148キロを打ち上げた。二飛で試合終了。

5打数無安打に終わり、開幕から続けた連続試合出塁が36試合でストップ。チームも今季初の3連敗を喫した。

1回無死三塁の好機では、三塁線へのライナーを大山のダイビングキャッチに阻まれた。2回1死二、三塁では、スライダーに空振り三振。昨季まで通算15打数2安打、打率1割3分3厘だった天敵、阪神青柳に3打数無安打に封じられた。セ・リーグ記録は22年ぶりに更新したが、40試合の日本記録には届かず。原監督は「レコードとしては素晴らしいものを残した。明日からまた新たなスタートというところでいいと思いますね」と言った。

先発高橋は6回1失点と好投したが、1点リードの7回にアダメス、戸根で逆転を許した。指揮官は「リリーフ投手は接戦の時にどういうピッチングをするか。本人たちも課題を持っているはずですね。点数が離れた時はそこそこできるのは分かっている」と指摘した。3連敗中の得点は全試合2点以下。打線も1回以降追加点を奪えず「スミ2というところでしょうね。ゲームを支配するという点では、2点ではかなり投手陣に負担がかかる」と言った。【前田祐輔】