ソフトバンク中村晃外野手(29)が「弟子」の大活躍に目を細めた。自主トレを一緒にする釜元豪外野手(25)が先頭打者アーチを含め、1試合2発で勝利に貢献した。

中村晃は「うれしいですね」と白い歯を見せた。「アドバイスは特にしていない。聞かれたら教える程度」と言いながら「今年は姿勢が違っていた。昨年まではランニングしていても弱い部分がでていたが、今年はいい感じで成長している」と釜元の変化を感じていた。自律神経失調症から1軍復活した自身も、安打を放って結果を出した。「釜元ももう慣れただろうし、あとはケガしないようにしてほしい。自分も負けないように頑張りたい」。中村晃がプロ入り当時つけていた背番号「60」をつけている釜元の頑張りに刺激を受けていた。