東農大北海道オホーツク(北海道学生)が延長10回タイブレークの末、近大工学部(広島6大学)を6-5で下し、15年以来4年ぶりに初戦を突破した。

PL学園OBで18年に就任した“松坂世代”の三垣勝巳監督(39)は就任後、全国初陣で1勝を挙げた。延長戦には縁があり、98年夏の甲子園準々決勝で松坂大輔投手(中日)擁する横浜と対戦した際は、PL学園の6番一塁でスタメン出場。延長17回の死闘を経験した。今春は、北海道学生リーグの優勝決定戦でも、9回に追いつかれながら延長12回サヨナラ勝ち。この日も9回に2点を追いつかれたが、延長戦で競り勝った。「選手が最後まで、よく粘ってくれた。リーグ戦に続いてまたも延長戦。今回も大きな経験をさせてもらいました」と振り返った。