日米大学野球選手権大会(7月16~21日)に出場する侍ジャパン大学日本代表メンバー24人が23日、発表された。

代表を率いる亜大・生田勉監督(52)は起用プランなどを次の通り明かした。

▼投手

明大・森下には、かなり期待。先発は森下と早大・早川の2枚。開幕は森下というのが、スタッフ4人全員の意見。

抑えは、苫小牧駒大・伊藤。彼の奪三振率は驚異。ただ、状態を見極めて、東海大・山崎が抑えをやるか、中継ぎになるか、オープン戦で見たい。

▼捕手

4人、選んだが、東洋大・佐藤は去年も一塁、右翼を守った。慶大・郡司は一塁もできる。上武大・古川も一塁、三塁も。打てる選手を、ポジションを替えながら編成する。

正捕手は東海大・海野が中心になるが、東洋大・村上とは(同じ東洋大の)佐藤だったり、いろいろなバリエーションを、調子を見て使いたい。

▼打線

今のところ、3番は中大・牧、4番は上武大・古川、5番は慶大・郡司、6番は中大・森下。

▼機動力

法大・宇草、亜大・田中、九産大・児玉の脚力に期待。

▼1年生

中大・森下は、スタメンぐらいの能力がある。走攻守、3拍子そろう。うち(亜大)を卒業したソフトバンク松田(宣)も1年から日米野球に出て結果を出した。それぐらいの期待を持っている。

亜大・田中は、一塁から二塁への到達時間が3秒3を切る脚力。もともとショートだが、大学で二塁に。かなりの守備範囲がある。

▼主将

筑波大・篠原。合宿の朝、自分から「合宿のキャプテンをやらせて下さい」と言ってきた。メンバーに入ったので、継続する。U18でもキャプテンをやった。キャプテンシーを持っている。任せたい。