楽天の守護神、松井裕樹投手(23)が3敗目を喫した。

1点リードの9回。ロッテ岡を遊飛、荻野を空振り三振に仕留めたが、2死から崩れた。鈴木、中村奨、レアードに対して3連続四球を与えて満塁。続く清田に直球を痛打され、逆転を許した。

6月は自身が持つ球団記録の月間10セーブに並んでおり、新記録まであと1アウトというところでのセーブ失敗。雨で足元がぬかるみ「うちも向こうも、前の投手が四球から失点していた。四球だけはいけないと、気を付けても出してるわけですから、恥ずかしいですよね」と反省。満塁で踏ん張りきれず「本当に申し訳ない」と話した。

チームは3連敗。平石監督は「松井はここまで抑えとしてしっかりやってくれている。信頼して送り出しているので」と責めなかった。