無敵の「サカマル連弾」でエースを強力援護した。4点リードの7回、巨人坂本勇が23号ソロを放つと、丸も14号ソロで続く、2者連続弾でダメ押しした。

ともに中日岡田の直球を捉え、坂本勇は「うまくボールの内側にバットを入れることができた」。丸も「勇人さんが打ってくれたので僕も便乗させてもらいました。強いストレートに強いスイングで打ち返すことができた」と力を誇示した。

2度目の「サカマル連弾」で、前回は4月5日DeNA戦で菅野を完投へと導いた。この日は完封へと押し上げ「あと10回いけるように頑張ります」と坂本勇。1回に亀井が自身3度目の先頭打者アーチで先制点をもたらし、3回にはビヤヌエバにもソロが飛び出した。6月は2割1分6厘と低調だった亀井は「7月は何とか巻き返したいと思っている。月が変わって状態を上げていけるように」。今季最多タイの1試合チーム4発で得点を重ねた。

▽巨人ビヤヌエバ(6月4日楽天戦以来となる8号ソロ)「スタメンのチャンスをもらったので結果を出したかった。自分のバッティングカウントをつくれた」