2戦連続で完封負けしていた阪神が22イニング連続無得点の窮状を打破すべく、打開策を練った。打線を大幅に変更した。

この日の先発オーダーは以下の通り。

1番・セカンド 上本

2番・ショート 北條

3番・ライト 糸井

4番・サード 大山

5番・ファースト マルテ

6番・キャッチャー 梅野

7番・レフト 陽川

8番・センター 江越

9番・ピッチャー ガルシア

2日に敗戦を見届けた矢野監督らは、緊急のコーチミーティングを開いた。その後、指揮官は「明日はちょっと、いろいろ入れ替えようかなと思って。現状、状態がもちろん良くないから点を取れない。ムードもなかなか変化がない。1回、ちょっと変化を持たせるところでも、いろいろ考えようかなと」と切り出していた。

打線改造-。ついに断を下した。4月20日の巨人戦以降、1番で起用してきたドラフト1位近本をベンチスタートに。キャプテンの糸原もスタメンから外した。勝負の夏場を生き残るためにも、ここが踏ん張りどころだ。