中日ジョエリー・ロドリゲス投手(27)が試合前練習の途中でベンチに引き上げた。

練習終了後に都内病院へ検査へ向かった。伊東ヘッドコーチは「臀部(でんぶ)の張り。名古屋に戻るほどじゃないが、都内の病院で検査する」と話した。

同投手は、前夜の巨人戦(東京ドーム)では6-6の同点の9回に登板。先頭若林に四球を与え、無死二塁から増田大の犠打と悪送球で、サヨナラ敗戦し、4敗目を喫した。6月20日の西武戦(ナゴヤドーム)から4連投するなど今季はセットアッパーとしてフル稼働。39試合に投げ、防御率2・00、24ホールドの成績を残していた。

2日から巨人3連戦(東京ドーム)直前に、球団公式応援団の応援歌「サウスポー」の自粛が発覚。与田監督の歌詞内の「お前」を選手名への変更依頼が発端だった。応援歌「サウスポー」問題がワイドショーでも取り上げられる中で、勝利の方程式を担うサウスポーのセットアッパーが離脱する可能性が出てきた。