巨人は原辰徳監督の通算1000勝に残り2勝としてから3連敗を喫し、2位DeNAに4・5ゲーム差に迫られた。

同点に追い付いた直後の7回、今月19試合中15試合に登板する田口が阪神ソラーテに決勝2ランを浴びた。真ん中に入ったスライダーを運ばれ、原監督は「あの場面で警戒は長打。その中で2人が選択した。彼らがどういう風にその1球を次の肥やしにするかでしょうね」と言った。

先発菅野は、5月15日の阪神戦以来となる小林とのコンビで6回2失点。指揮官は「いいところも非常に出てきた感じはしますね。やっぱり流れとして、チームが主導権を握れない。同点止まり。その辺のところでしょうね」と指摘。6回に追い付いた直後、1死満塁の好機で勝ち越せなかった。「全員でバランスを立て直すことは必要。もう1歩、もうちょっと辛抱というところでしょうね」と心機一転を期した。