ヤクルト山田哲人内野手(27)が1日で複数の記録を達成した。

6回1死から四球で出塁。続くバレンティンの打席、カウント2-1からの4球目で二盗を成功させた。この日2個目の盗塁でシーズンの連続盗塁成功記録が31に到達。64年の南海広瀬叔功氏(83=現日刊スポーツ評論家)のシーズン記録に並んだ。

昨年から続く連続盗塁成功記録は36に更新。4回にはシーズン30個目の盗塁を成功させており、日本プロ野球史上初となる通算4度目の30本塁打30盗塁(30-30クラブ)を果たすなど、走る度に記録が生まれている。

「30-30クラブ」と連続盗塁成功記録の更新に「2個とも得点に絡みましたし、足を絡めた得点ができて良かった。試合には負けたけども、いいゲームができた。30本塁打、30盗塁はシーズン前から目標にしていたのでうれしい。記録を作るって事は素直にうれしいです」と振り返った。

なお、チームは3連敗を喫し、借金24。優勝の可能性が完全に消滅した。