29日に事実上の戦力外通告といえる“引退勧告”を受けたことが明らかになっていた阪神鳥谷敬内野手(38)が30日、巨人戦(甲子園)前の室内練習後、報道陣に対応した。

午前中には、谷本修球団副社長兼球団本部長(54)が「話し合いの場を持ったのは事実です」と明かしていた。鳥谷は谷本副社長の言葉を伝え聞いた後、「昨日、会って話をしました。球団がどう考えているのかを聞きました。自分がどうするかはまだ考えていない。(球団側が伝えた)内容については、(自分は)言われた側なので、球団の方に聞いてください」と落ち着いた表情で話した。

この日も通常通り1軍全体練習に参加している。