阪神掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、64)が今季限りで退任することが2日、分かった。

掛布SEAは13年秋、GM付育成&打撃コーディネーターとして、阪神に復帰。2軍監督を経て17年から同職を務めていた。試合や他球団のキャンプなどを視察してオーナーにチーム作りの助言を行っていた。

大阪市内の電鉄本社で取材を受けた藤原崇起オーナー(67)は「今年もいろんなことを教えてもらってきた」と感謝。阪神谷本修球団副社長兼球団本部長(54)は「発信力のある方でタイガースの顔。(退任は)オーナー付きではなく幅広く活動していただけたらという趣旨。阪神タイガースのOB、レジェンドプレーヤーであることは間違いない」と説明した。