楽天の2枚看板が連日の1発攻勢に苦しんだ。

前日は岸孝之投手(34)が2発を浴び、チームの連勝が3でストップ。エース則本昂大投手(28)も初回から流れにのみ込まれた。

ソフトバンクの先頭牧原を左前打で出すと、続く中村晃に2ボールから真ん中に入った150キロを右翼テラス席にたたき込まれて先制点を献上。1死後もデスパイネに143キロのカットボールをスタンドへ放り込まれた。

3回に右肘クリーニング手術後最速となる155キロを連発してデスパイネを三振に仕留める場面もあったが、4回には2死から松田宣に高めのスライダーを完璧に捉えられ、自己ワーストの1試合3被弾。6回6安打4失点でマウンドを降り「前回(2回8安打4失点)より状態は良かったです。でも初回の入りが悪かったですね。それが全てです」と振り返った。