30日、阪神-中日25回戦をもってセ・リーグのレギュラーシーズンが終了、タイトル獲得者が確定した。

巨人山口俊投手は最多勝利、最多奪三振、勝率1位の3部門でトップ。この日先発だった中日大野雄大投手は3回3分の1を無失点に抑えて、自身初の最優秀防御率を獲得した。ヤクルトからタイトル獲得者はなかった。

タイトルは以下の通り。

<首位打者>

広島 鈴木誠也(初) 打率3割3分5厘

<最高出塁率>

広島 鈴木誠也(初)4割5分3厘

「もうちょっとうれしいかなと思っていたけど、チームがこういう状況なのであんまり…。最初の方は自分が打たないとという思いが強かった。でも途中からとにかく塁に出ればそれでいい、つないでいこうという意識に戻った。そこを変えられたのは良かった」

<最多安打>

中日 大島洋平(初)174安打

「10年かかってやっと取れたなという気持ちです。最多安打も上位にからんでいながら最後に抜かれたりしてきた。最後に上に立ててよかった。チームはいい順位ではないけど、とにかく試合に出続けることが大事と思ってやってきた。そういう姿を後輩も見ていると思う」

<最多本塁打>

DeNA ネフタリ・ソト(2)43本塁打

<最多打点>

DeNA ネフタリ・ソト(初)108打点

「まさか2年連続でホームランのタイトルを取れるとは。これからも楽しんで頑張るよ」

<最多盗塁>

阪神 近本光司(初)36盗塁

「それ(盗塁王)は一番目標にしていたことなので、(タイトルを)取れたってことは良かったです。ただ数字や目標などで、まだ(達成が)できていない部分もある。来年も(目標を)意識しながらやっていきたい」

<最多勝利>

巨人 山口俊(初)15勝

<最優秀防御率>

中日大野雄大(初)防御率2・59

「全力で10個のアウトを取りにいきました。すごくうれしい。まさか自分が取れるとは。みんながチャンスを作ってくれました」

<最多奪三振>

巨人 山口俊(初)188奪三振

<勝率第1位>

巨人 山口俊(初)勝率7割8分9厘

<最多セーブ>

DeNA 山崎康晃(2)30セーブ

<最優秀中継ぎ>

中日 ジョエリー・ロドリゲス(初)44ホールドポイント