今季限りで現役を引退する高橋聡文投手(36)が7回にリリーフ登板し、3番福田を三ゴロに打ち取って引退登板を飾った。

3点リードの7回。「ピッチャー 高橋聡文」がコールされると、割れんばかりの歓声が起こった。

カウント1-2からの4球目、134キロ直球で福田を打ち取り交代。渾身(こんしん)のオール直球勝負だった。

マウンドへは矢野監督が駆けつけ言葉を贈り、集まった内野陣とハイタッチ。さらには左翼を守っていた福留がマウンド上で花束を渡した。古巣中日ベンチからも、この日先発の大野雄が登場して花束を贈呈。両ベンチ、満員の場内から盛大に祝福された。