巨人原辰徳監督(61)が7日、金田正一氏の訃報を受け、東京ドームでの全体練習前に故人を悼んだ。

「びっくりしました。6月、7月ぐらいに軽い脳梗塞をしたんだと(聞き)、その後に食事をしたりもしてですね。電話で話したりもしていたんですが、考えてみたらここ1カ月ぐらい連絡を取り合ってなかった。いきなりの訃報に(長男)賢一さんから連絡があったんですけど、びっくりしてですね、やっぱり金田さんでもお亡くなりになるんだなと、僕から見ると鉄人であり、野球の教科書というか。特に金田さんの野球に取り組んでいる姿勢、生き様、戦い様というのは、監督やる上にですね、大変影響を受けた私の先生の1人でありました。ただただびっくりしていると同時に、もう少しいろいろお話をお聞きしたり、学ぶことができたのではないかなと、それも自分の中で今思っている次第です」。

全体練習開始前には、東京ドームの中堅付近で全選手とともに黙とうをささげた。