阪神(3位)がクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージでDeNA(2位)を破り、ファイナルステージへ進出した。

阪神は6回に先頭高山の二塁打をきっかけに1死三塁にすると、暴投の間に先制した。追うDeNAに7回1死満塁で北條の適時失策で追いつかれたが、8回に梅野の中犠飛で勝ち越した。守護神の藤川を8回から登板させるなど執念の選手起用で接戦を制した。

第1戦は最大6点差をひっくり返す逆転劇で先勝。第2戦はサヨナラ負けを喫して逆王手をかけられたが、14年以来2度目のファイナルステージ進出をつかみ取った。9日からリーグ優勝した巨人と日本シリーズを懸けて争う。

▽阪神植田(決勝のホームイン)「(犠飛生還は)思い切って走りました。すごくいいと思うんで、ジャイアンツに勝って日本シリーズにいきたいです」