阪神谷本修球団副社長が若手投手陣に宿題を出した。今秋の高知・安芸キャンプで臨時コーチを務める中日OBの山本昌氏(54)から指導を受ける際、「勝負球を覚えてほしい」と要望した。

「山本さんは長持ちする投げ方。投手らしい投手。球種も豊富ですし、球種の少ない若手の投手にあと1球。勝負球を覚えてもらったらというところもある。監督の意図もそういうところだと思う」。通算219勝、同氏の代名詞でもある伝家の宝刀スクリューをモノにする投手が出るかも。

また、谷本副社長は1軍打撃で入閣する中日OBの井上一樹氏(48)が、早ければ今月下旬の秋季練習から合流すると明かした。