ソフトバンクはドラフト会議前日の16日、都内のホテルでスカウト会議を開いた。王貞治球団会長、後藤芳光球団社長らも同席し、1位指名を大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)に一本化した模様だ。

王会長は会議前から「いよいよ明日だな。何個(チーム)来るかな。空くじしかないのはつまらないからな」と競合覚悟の姿勢を明かしていた。会議を終えた後は「公表してもいいけど、しない。ファンも最後の最後までわからない方がいいだろ。ドキドキしながら『予想が当たった』とか言いたいじゃない」と話し「1位小園」と公表した昨年とは打って変わって名前は明かさなかった。だが心は固いようで、当日の変更は「99%ない」と言い切った。

3年連続日本一への戦いを前に、まずは「金の卵」をつかみ取る。