侍ジャパン先発の山口俊投手(32)が2回6失点で降板した。

1回は空振り三振2個を奪うなど順調に立ち上がったが、2回に繊細な制球力を失った。この回だけで4安打4四球1暴投で6失点。押し出し四球で2点目を奪われた後も満塁から走者一掃の3点二塁打を浴びるなど、苦しんだ。

「もう少しフォークの精度を上げないといけない。低めのボール球を見極められてしまったので、ブルペンで修正していきたい」

山口は「プレミア12」の台湾オープニングラウンド初戦となる11月5日ベネズエラ戦での先発最有力候補となっているが、不安の残る調整登板となった。