阪神は23日、甲子園でファン感謝デーを行い、オープニング終了後、来季のスローガン「It's 勝笑 Time! オレがヤル」を発表した。

矢野燿大監督(50)が「来季のスローガンはこちらです!」と紹介すると、バックスクリーンに「必死のパッチ」とかわいらしい文字で表示される“ボケ”。その後、気を取り直して新スローガンを発表し、意図を説明した。

「今見てもらったようにイッツショウタイムの「ショウ」のところを「勝つ」という字に。そして赤い文字でそのなかには「笑う」という字が隠されております。僕たちがグラウンドで苦しいときこそ笑って、楽しい時はもっと楽しくグラウンドで暴れ回る姿を皆さんに見ていただいて、そしてもちろん楽しみながら、苦しい時に笑いながら、でもしっかり勝つようなチームを作って行きます。そして勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらって、思いっきり喜んでもらえるようなそういうシーズンに来季していきます」

新たなスローガンを矢野監督が紹介し終えると、球場は拍手に包まれた。

また、20年シーズンよりデザイン変更となる「ビジターユニホーム」をお披露目した。伝統のグレーを基調としたデザインに杢柄(もくがら)のアクセントを施した斬新なデザイン。上部から下部に流れるようなグラデーションパターンでスタイリッシュな見た目になっている。なお、ホーム・ビジターユニホームには同年限定で、球団創設85周年のエンブレムを左袖に付ける。