大学日本代表に二刀流侍が誕生するかもしれない。愛媛・松山での代表選考合宿最終日。日体大・矢沢宏太(1年=藤嶺藤沢)は「ヒット1本打つ楽しさと、アウト1つ取る楽しさを思い出しました」と笑顔で3日間を振り返った。

高校時から投打で活躍。大学では投手がメインだが、外野も守る。紅白戦2試合は外野手で2安打、1試合は投手で2回1安打無失点。大久保哲也監督(57)は「ポテンシャルが高い。びっくりしました。(二刀流起用を)検討します。貴重な左腕」と評価。今合宿の50人を36人に絞り、来年3月の最終選考合宿に臨む。