ソフトバンク加治屋蓮投手(28)が4日、福岡市中央区のヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4800万円から700万円ダウンの4100万円(金額は推定)でサインした。

昨年はセットアッパーとして活躍したが、今季は開幕からの不調が響き、30試合の登板に終わった。ダウン提示に「1年を通して1軍にいられなかったことは悔しいと思っている。昨年は良くても今年がいいとは限らない。昨年上げてもらったので、今回はスパっと決めました」と表情を引き締めた。

ホールドポイント(P)は、前年の35Pから今季はわずか9P。防御率も6・00と不本意なシーズンとなった。「昨年のオフに肩を休めすぎたので、今年はブルペンにも入って投げることを続けていきたい」と巻き返しを誓った。