“日本一のトレーナー”が寮長を務める。年明けからロッテ浦和寮の寮長に田村次夫2軍トレーナー(58)が就任することになった。トレーナー職も引き続き兼務する予定で、ドラフト1位大船渡・佐々木朗希投手(18)らは、24時間いつでも施術を受けられることになる。球団では打撃投手と寮長の兼任などはあったものの、トレーナーとの兼任は初となる。

新寮長は05年にチームが日本一になった際の1軍チーフトレーナーで、ロッテの前にはヤクルトに在籍した。球団関係者は「ヤクルト時代には野村(克也)さんが監督で『準備準備また準備。確認確認また確認』と教えをたたき込まれたそうです。『あいさつ、返事、時間厳守、3食きっちり』など、明確な方針を打ち出しており、指導役としても期待がかかる」と話した。万全の体制で佐々木朗ら新人選手を迎え入れる。