西武辻発彦監督が就任4年目で変革をもたらす。21日、埼玉・所沢で新スローガン「Leolution!(レオリューション)」を発表。

レボリューションと球団の象徴であるレオをかけた造語で、同監督は「革命、発展、変革。令和に変わって、ライオンズも70周年ということで、このスローガンに決めた」。就任後、3年間続いた「CATCH the ●●」から大きな変化を加えた。

変革は投手陣から始まることを期待する。2連覇はいずれも最多得点の一方で、防御率は12球団最低。昨季終盤、4番を担った中村は右ふくらはぎの張りを訴え2軍キャンプスタートだが、この日はマシン相手にフリー打撃で打ち込むなど順調に回復。今季も山賊打線は十分に計算できる。「ベテランの栗山、中村は心配していない。打ってもらって勝ってきた。じゃあ投手陣頑張ろうよとなってもらわないと。でないとプロじゃない」と語気を強め、3連覇へ大号令をかけた。