メジャー通算282本塁打を誇るオリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックスFA)が、関西空港に到着した。

ジョーンズの一問一答は以下の通り。

-来日を決めた理由は

妻と海外で住めたら、という話をしている中でこういうチャンスをもらえた。日本を経験しているマレーロら多くの選手から日本のよさを聞いていた。(オリオールズのチームメートの上原浩治氏からは)日本のファンは楽しませてくれる。試合が楽しめるし、ライフスタイルも楽しめるんじゃないか、と聞いた。

-イチロー氏との接点は

シアトル時代にチームメートだった。まだまだ自分は若かったので、イチロー氏のポジションの横でプレーしたことはあるが、自分が若かったので気を使った部分はあるし、ハッピーでいてほしかったので簡単には話をしには行かなかった。ファッションやプレースタイルは大好きだよ。

-日本で成功するには

健康が大事。健康でケガなくプレーできれば何かいい仕事ができる。

-オリックスには有望な若手が多い

自分はメジャーでも経験があるので、オープンな状態でいたい。いつでも質問してもらいたい。できることはすべてチームメートに答えていきたい。

-ファンへのメッセージを

優勝というのは保証できない。保証できるのは、一生懸命やること、チームが勝てるようにプレーする。自分が一生懸命にやるところは見てもらいたい。春季キャンプや大阪、神戸の球場で会えるのを楽しみにしている。自分は言い訳はしない。ただ一生懸命にやるということでずっとプレーしてきた。それは約束する。

◆アダム・ジョーンズ 1985年8月1日、米カリフォルニア州生まれ。03年ドラフト1巡目(全体37位)でマリナーズ入団。06年デビュー。08年オリオールズ移籍後は主力として活躍し、球宴5度選出、ゴールドグラブ賞4度、13年シルバースラッガー賞。昨年3月にダイヤモンドバックスと1年300万ドル(約3億3000万円)で契約。メジャー14年間で通算1939安打、282本塁打、945打点。13、17年WBC米国代表。188センチ、98キロ。右投げ右打ち。