中日のドラフト1位石川昂弥内野手(18=東邦)が28日、ナゴヤ球場での新人合同自主トレを打ち上げた。「読谷では(屋外フリー打撃を)やれると聞いています」と、30日に2軍の春季キャンプ地の沖縄・読谷でプロ入り後初の屋外フリー打撃を行う考えを明かした。

ナゴヤ球場は外野ネットの修理中だったため、屋外フリー打撃は封印。「バッティングもだいぶ良くなっている。(ナゴヤ球場での)自主トレではいい準備ができた」と充実の表情を見せた。

バット以外でもアピールを誓う。「今回は僕(の年齢)が一番下。元気よく声を出します。監督、コーチの目につくことをしないといけないですし」と、声出しでも存在感を示す。

キャンプは2軍スタートとなったが、入れ替えによる1軍キャンプ昇格を目指していく。2月7日には対外試合初戦となる練習試合・沖縄電力戦が予定されている。「まずは出られるようにしたい。試合で使っていただいたら、アピールできるように打ちたい」。高校通算55本塁打。昨秋U18W杯の高校日本代表の主砲が、いよいよ全開モードに入る。【伊東大介】