広島ドラフト1位の森下暢仁投手(22=明大)が日刊スポーツの独占インタビューに応じた。プロ初のキャンプで感じていること、明大の善波達也前監督(57)との思い出、14日から始まる対外試合でのデビューに向けた現在の心境などに迫った。チームは13日から、沖縄・コザしんきんスタジアムで2次キャンプに入る。【聞き手=古財稜明】

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インタビューの途中に意外な素顔が垣間見えた。野球以外で興味があるスポーツについて、森下は「サッカーです」と即答した。「野球は小学3年から自然とやり始めていたんですけど、本当はサッカーもやりたかった」。好きな選手はブラジル代表FWネイマール。最近は同年代のフランス代表FWのエムバペにもハマっているという。「サッカーのテクニック系の動画を見るのが好きなんですけど、ネイマールの動画を見ていたらちょうどエムバペが出てきて、それからずっとYouTubeで見てます」。1月の新人合同自主トレから非凡な身体能力で周囲を驚かせてきた右腕。サッカーの道に進んでいたらどんな選手になっていたのだろうか。【古財稜明】