西武の2年目右腕、松本航投手(23)が開幕ローテーション入りに大きく前進した。DeNAとのオープン戦で先発し、5回を3安打無四球無失点の好投をみせた。

1回にはDeNAの新外国人オースティンを空振り三振。カーブとの緩急で2、3回は3者凡退に抑えた。打たれた安打はいずれも単打で、球数は57球にとどめた。

1年目の昨季は開幕直前に軽い肺炎でデビューが遅れたが、今季は開幕2、3戦目のいずれかでの先発に大きく前進する投球を披露した。「ストレートが走っていたので、狙いすぎるよりも強い球を投げるように意識した。カーブもカウントをとったり、2ストライクから低めに投げられれば、去年よりもリズムをつかめる」と手応えをつかんだ。