新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期を決めた日本野球機構(NPB)は19日、第1回の開幕準備会議を行った。

12球団の連盟担当らが集まり、サーモグラフを使用しての検温態勢、アルコール消毒の確保、トイレの清掃など現在の準備状況について話し合われた。ヤクルトは15台のサーモグラフィーを発注。近隣の球団にも貸し出すことを確認するなど、12球団が団結して感染予防対策を徹底する。また通常の入場よりも時間を要することが予想されるため開始約2時間前の開門を早めたり、ファンの密集化を避けるため時間差での退場などアイデアが提案された。4月10日以降の開幕を目指し、23日にはJリーグとの第4回の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われる。