阪神育成ドラフト1位の小野寺暖外野手(22=大商大)が勝負強さをアピールした。

途中出場した7回2死二塁の打席で勝ち越しの右前適時打。「打たないといけない、と思っていたけど、ああいう形(本盗)で点が入って余裕ができた」。続く9回も左翼へ2点二塁打を放ち、2打数2安打3打点の大活躍だ。お試しで1軍デビュー戦した15日オリックス戦でいきなり初安打の弾丸二塁打。

開幕延期で再招集した矢野監督も「楽しみがある選手やなって、前回も見て呼びたいと思ったけど、こういう姿を見ると俺らもそう思う」とさらに期待を膨らませた。小野寺は「結果を残して1軍に残り続けたい。数少ないチャンスを生かしていきたい」と意気込んだ。