関西学生野球連盟は大阪市内で臨時常任理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春季リーグ戦の開幕を4月4日から18日に延期するとした。開会式は行わない。18日は当初は第3節の開催予定日で、第1、2節を飛ばして行うため、予定されていた組み合わせをすべて白紙にする。4月6日に常任理事会を開き、再度日程などの調整を行う。

6月8日から全日本大学選手権(神宮など)が開催予定。延期により日程がタイトになることを予想し、1日3試合の実施を予定。その場合でのタイブレーク制の導入も検討している。球場によっては、ナイター試合になる場合もある。

4月2日には、全日本大学連盟の常務理事会が開催予定。関西学生野球連盟の村山嘉男理事長(78)は「そこで勝ち点制でやるか勝率制でやってもいいのでは、という話も出てくるのではないかと思います」と思案を巡らせた。

観客を入れる予定は未定。4月6日の常任理事会で今後の詳細を決定する。

また京滋大学野球連盟も同日に臨時常任理事会を開き、4月2日開幕予定だった春季リーグ戦を同25日に延期することを決定した。