ソフトバンクは9日、選手による自主練習をスタートした。福岡市中央区の本拠地ペイペイドームに加え、福岡県筑後市のタマホームスタジアム筑後の2カ所でそれぞれ午前と午後に分けて行う。午前中のペイペイドームに振り分けられた野手のなかで、選手会長でもある中村晃外野手(30)が、オンライン取材に応じた。

この日はアップ、ランニング、キャッチボールの後、ノックを受けて、フリー打撃をこなした。一緒に自主練習を行った牧原大成内野手(27)と高田知季内野手(29)の3人で打撃投手をしたり、ノッカーを務めるなど、選手だけの練習で約1時間ほど汗を流したという。

中村晃は「球団から場所を提供してもらい、感謝している。なんとか自分たちがやれることをやっていくしかない。福岡でも新型コロナウイルス感染が増える可能性もあるが、絶対に感染者を出してはいけないし、早く終息に向かってほしい」と話した。できるだけ人と接触をしないように、選手だけで行っていく予定で「3勤1休」のペースで自主練習する。