阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(31)が15日、甲子園で自主練習後、オンライン取材に応じ、現在の好調ぶりを明かした。

最短6月19日開幕という方針については「開幕が決まった時に全力でパフォーマンスできるように、準備していくことが大事」と話した上で、「現在はしっかりと練習ができているので、非常に絶好調ぐらいには思っています。いいコンディションはキープできていると思います」と笑顔を見せた。画面越しに報道陣に「ダイジョウブ?」と日本語で逆質問するなど、順調さをうかがわせた。

開幕延期の原因となった新型コロナウイルスの影響で、シーズンまでの準備期間は短くなるが、焦りはない。「野球選手として野球をやっていて必ず毎年何か壁になることは出てくるもの。自身のケガや野球以外のことだったり、何か必ず越えなきゃいけない壁というのはある。プロのアスリートである以上、そういった事実を受け止めて向かい合って、越えていくというのが大事だと思う。その日(開幕)に向けて、しっかり自分のできることをしていくだけだと思っています」。プロの自覚を胸に、最高のパフォーマンスへ準備を整える。この日はフリー打撃やノックなどで汗を流した。