阪神が23日から「集合練習」を開始する。今月19日から首脳陣の視察を解禁し、甲子園と鳴尾浜の2球場で、午前中に投手が練習し、午後に野手が練習する時間差を付けた形での「分離練習」を行ってきた。23日以降は1軍が甲子園で、2軍が鳴尾浜で、投手野手が同時間に練習する「集合練習」を実施する。22日、電話での代表取材に応じた谷本修球団副社長兼本部長(55)は「投手、野手と分かれていたところを、連係プレーも含めてやっていくことになるでしょうね。練習の強度を上げていく」と語った。

チームとしては、不要不急の外出や外食の禁止、密を避けることなど新型コロナウイルス感染予防を継続しつつ、調整の段階を上げていく。

前日21日にはチームが本拠を置く兵庫や、大阪、京都の近畿3府県の緊急事態宣言の解除が決まっていた。