竜ナインが高校球児支援へ動いた! 中日は8日、夏の甲子園大会と出場権を懸けた地方大会が中止になったことを受け、東海4県で開催される代替大会を支援する「高校球児支援チャリティオークション!」を開始した。

与田監督を始め、コーチ、選手たちのほとんどはかつて甲子園を目指した高校球児。夢を失った後輩たちのために立ち上がり、慈善競売サイトの「ヤフオク!エールオークション」にユニホームなどを出品した。18年に大阪桐蔭で春夏甲子園制覇を達成した根尾はサイン入りユニホームを、東邦(愛知)出身のドラフト1位石川昂は「Takaya2」と名前と背番号がプリントされたトレーニングウエアにサインを添えて出品。同サイトにはナインのお宝グッズがあふれている。

収益金は静岡、愛知、岐阜、三重の各高野連に寄付し、代替大会の運営に役立ててもらう。青森山田で甲子園を目指した京田選手会長はチームを代表して「甲子園は希望に満ちあふれ、人に感動を与え、何より自分を大きく成長させてくれるかけがえのない夢舞台です。夏の代替大会が開催されることを機に1つでも多く思い出に残してもらい、チームメートと一緒に大切な時間を過ごしてもらいたく、大会への支援を申し入れました」と語った。

オークションは14日までで、寄付は7月3日までに行う。