阪神近本光司外野手(25)が先頭打者本塁打を放った。

開幕3戦目で初の1番起用に答えた。1回無死走者なし。昨季韓国リーグで17勝をあげた、新助っ投のサンチェスの3球目、内角146キロのカットボールを強振。「思いきり強くスイングすることを心掛けて打席に入りました」。高々と舞い上がった打球は右翼スタンド中段に着弾した。「初回から先制点を取ることができて良かったですし、良いイメージを持って次の打席以降も集中していきたいです」と振り返った。

開幕から2試合は2番として起用され、9打席無安打。昨季108試合で務めた慣れ親しんだ「1番」で、今季初安打を先制ソロで飾った。

近本の先頭打者本塁打は19年5月26日のDeNA戦(横浜)以来、プロ入り後2本目となった。